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4.3.4 環境マネジメントプログラム

組織は、その目的及び目標を達成するためのプログラムを策定し、維持しなければならない。プログラムは次の項を含まなければならない。

a)組織の関連する各部門及び階層における、目的及び目標を達成するための責任の明示、
b)目的及び目標達成のための手段及び日程。

プロジェクトが、新規開発及び新規若しくは変更された活動、製品又はサービスに関する場合には、環境マネジメントがそのようなプロジェクトにも確実に適用されるように、プログラムの該当部分を改訂しなければならない。

1. 責任・手段・日程

4.3.3のところで掲げた環境目的・目標を実際どのように達成していくのか、というプログラムをここで策定します。規格の中では目的・目標の達成を成功に導くための要素として責任・手段・日程の明示を挙げています。 考えてみますと、環境目的・目標だけでなくあらゆる分野においてこれらを設定しておくということは基本的なことですが・・・。

さて、まず責任についてですが、目的・目標を達成させるための責任を誰が負うかということを決定します。 必要に応じてこの責任は、目的・目標の達成活動の実施責任者・実施担当者に分けてそれぞれを決めておいても良いと思います。誰が責任を追っているのか追跡可能な表現(個人名、個人が特定できる場合は役職名など)にしておくと責任のあいまいさがなくなります。

次に手段を決定します。当然、目的・目標を達成するためには相応の段取りを踏んでいかなくてはなりません。基本的な達成手段としては”現状の把握”⇒”管理手順・体制の確立”⇒”手順の実施による具体的な活動”が挙げられます。 プログラムの中でどこまで詳細な手段が必要かは組織の決め方によって変わってきますが、詳細な手順をここで明記しておけばこれが運用管理手順書にもなります。

最後に日程を決めます。責任、手段を決めてもダラダラとやっていたのではいつまで経っても目的・目標を達成することはできませんね。各責任者が達成手段をどういったタイムスケジュールで実施するかを決定するのです。もちろん、そのタイムスケジュールは目的・目標を達成できる見込みのあるものでなくては意味がありません。 ここまで決まったら、後は実行あるのみです。

2. 日常管理項目も入れ込んじゃおう!

環境マネジメントプログラムでは環境目的・目標の達成プログラムを策定するのですが、もし日常管理項目(著しい環境側面であるが何らかの理由で目的・目標にはできないもの)があるのならば、その維持管理もこのプログラムで一緒にやってしまうというのも1つの方法です。 というのは、現状維持のための日常管理活動(責任・手段・日程)は目的・目標の達成活動と何ら違うところがないからです。ただし、現状では環境影響に変化を与えられないという意味で、より詳細な運用管理手順と監視・測定が必要になってくるかもしれません。

3. 不適合・改善要望事例と考察

不適合・改善要望事例考察
環境マネジメントプログラムにエコオフィス活動がありますが、実施責任者・担当者・スケジュールが入っていません。 エコオフィス活動は全社的な活動という位置付けであったため、個々の部門で具体的に実施責任者・担当者・スケジュールを立てるということが認識されていなかった。エコオフィス活動推進事務局が全て決めることだという誤解が生じていた。
××支店の環境マネジメントプログラムの内容が実際は変更されているのにプログラムが改訂されていません。また、目標の具体的な数字に対する実績が明確でありません。 一度立てた環境マネジメントプログラムは片隅に置かれ、活動の変更が勝手に実施されてしまっていた。定期的な目標の進捗状況が把握されていなかったため、その時点でどのくらいの成果が出ているのか具体的な数字で表すことができなかった。
「プロジェクトが、新規開発及び新規若しくは変更された活動、製品又はサービスに関する場合には、環境マネジメントがそのようなプロジェクトにも確実に適用されるように、プログラムの該当部分を改訂しなければならない」に関する記述がない(環境マニュアル)。

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